10打差から「びっくり」プレーオフ制し大逆転、大阪学院大1年・後藤大翔が初優勝 九州アマゴルフ

西日本スポーツ 野口 智弘

 ゴルフの第51回九州アマチュア選手権(九州ゴルフ連盟主催)最終日は28日、北九州市の若松GC(6827ヤード、パー72)で行われ、12位からスタートした大院大1年の後藤大翔(阿蘇大津)が、通算2オーバーで並んだ福岡・沖学園高3年の田崎春樹(大村湾)とのプレーオフを制して初優勝した。

 首位でスタートした東北福祉大4年の芹沢慈眼(久住高原)は左手首を負傷して、途中棄権。上位13選手が日本アマチュア選手権(茨城・大利根CC、6月29日開幕)への出場権を獲得した。

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 プレーオフ4ホール目。18番ロングで田崎がパーの後、後藤が50センチのバーディーパットを入れ、決着がついた。

 「まさかプレーオフになって優勝するとは…。びっくりです」と本人も目を丸くする大逆転勝利だった。初日は2アンダーで首位発進も、スコアを落として第3日時点で6オーバーの12位。首位の芹沢とは10打差もあった。最終日は「考え過ぎずにリズムを大事にプレーをしよう」と気持ちを切り替えた。

 無欲が好結果につながった。最終日は5バーディー、1ボギーの68で若松GCのアマレコードをマーク。芹沢が棄権し、上位陣も強風の影響でスコアを落としたため、プレーオフ進出が転がり込み、優勝のチャンスをものにした。

 ゴルフに打ち込める環境を求めて、熊本から大阪へ。しかし、チームメートの飛距離を見て焦り、オーバースイング気味となって自分のプレーを見失った。今春、大院大に進学して取り入れたのは肉体改造だ。1日5食にして、168センチ、70キロのスリムだった体を、この3カ月間で体重77キロにした。「風に負けない強いボールを打てるようになりました」。もともとアプローチとパターは得意。ショットの安定が逆転劇を呼んだ。

 6度目の九州アマ挑戦で初めて日本アマ出場権を獲得。「誕生日(7月1日)が日本アマの3日目。いいスコアで19歳を祝いたい」と目を輝かせた。(野口智弘)

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