就任時15位→7位に浮上 J1昇格へ長崎を立て直した松田監督「約束してほしい」選手に伝えたこと

西日本スポーツ 松田 達也

 V・ファーレン長崎はホームで山口に3-0で快勝した。後半4分に加藤大(30)が先制点を挙げれば、同13分には都倉賢(34)の移籍後初ゴールなど、チームは今季最多タイの3得点。松田浩監督が指揮を執ってから計4試合で3勝1分けと好調で、就任時の15位から7位まで上昇させている。

   ◇   ◇

 長崎が本来の姿を取り戻した。就任後初めてホームでつかんだ白星に松田監督が目を細めた。「支えてくれるサポーターと喜びを分かち合えて本当に良かった」。低迷していたチームを立て直し、J1昇格を狙える位置まで引き上げた。

 開幕から12試合連続で失点を許していたチームは、松田監督就任後の4試合でわずか2失点。山口戦も相手のシュートを2本に封じた。松田監督は「守備は(練習を)やった分だけよくなる。守備が安定して先制すれば、こういう展開になる確率が上がる」と冷静に振り返った。

 守備の安定感が攻撃のリズムを生み出し、今季最多タイの3得点につながった。後半13分に相手守備陣の裏に抜け出し、移籍後初得点を決めた都倉は「松田監督に代わって、チームは確実にいい方向に向かっている。やるべきことを徹底できている」と自信を口にした。

 松田監督が選手に伝えたことは明確だった。「ダイナミックにやりたいことを表現してほしい。手を抜くとか、戻るべき場所に戻らない。そういうことだけはしないと約束してほしい」。外国人を中心に技術の高い選手の創造性を尊重し、守備面では規律を植え付け、チームが進むべき方向性を示した。

 昨季は序盤で首位に立ちながら、J1昇格を逃した。今季は出遅れを取り戻し、後方からの巻き返しで昇格を目指す。(松田達也)

PR

V・ファーレン長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング