前評判を覆しJ1で快進撃の福岡、8戦ぶり黒星…対策され苦戦、真価が問われる今後へ

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田J1第17節 大分2-1福岡(30日、昭和電工ドーム大分)

 忘れかけていた苦い味だ。福岡は5月の最終戦でリーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。順位で大きく上回っていた九州のライバルに惜敗し、長谷部監督は「攻守にわたって、もう少しやろうとしているところを高めないと」と悔やんだ。

 前半7分に右サイドのクロスからのこぼれ球を長沢に押し込まれた。福岡の勢いを警戒し、守備の意識を高めて臨んだ大分にペースをつかまれる形となった。宮は「立ち上がりの失点が全て。相手の良さを出された」と悔やんだ。

 22日の湘南戦、26日の横浜FC戦と3試合連続で前半に先制点を許した。直近の2試合は逆転勝利と引き分けに持ち込んだが、常に劣勢をはね返すことは簡単ではない。今季の5敗は、すべて前半に失点を喫して黒星につながった。

 長谷部監督は、同学年の大分の片野坂監督に「素晴らしいチームをつくっている。監督としてのキャリアも相当持っている」と敬意を表した。昇格1年目の2019年に12勝を挙げて9位につけ、その後もJ1に定着する大分の歩みは、福岡にとって一つの目指す形でもある。

 公式戦では12試合ぶりの黒星。前評判を覆すここまでの戦いぶりは今季のJ1のサプライズとなった。福岡はここから20日間、リーグ戦の戦いがない。気を引き締め、リスタートする。(松田達也)

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