明暗分かれたJ1九州勢 好調な福岡、鳥栖、苦しむ大分のキーマンは

西日本スポーツ 松田 達也

 J1リーグ戦は3日から日本代表の活動による中断期間に入る。今季は初めて九州から3チームがJ1に参戦。試合消化に差がある暫定順位ながら、現時点でサガン鳥栖が4位、アビスパ福岡は5位と好調をキープし、大分トリニータはJ2降格圏の19位に沈む。各クラブの中心となった選手のプレーを振り返り、19日の再開後の戦いのポイントも探った。 (松田達也)

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福岡5位 謙虚な姿勢貫く守護神

 8勝5分け5敗の勝ち点29。昇格1年目の今季はJ1でのクラブ新記録となる6連勝を達成。鹿島、浦和、FC東京などの強豪からも白星を挙げた。

 福岡は5年ぶりのJ1でクラブ最長のリーグ戦6連勝を記録し、現時点で5位。GK村上は驚異的な躍進を最後尾から支えた。今季の8勝のうち無失点勝利は5勝。守備からリズムをつくるチームの戦い方の中で、抜群の安定感を見せた。

 開幕直後はミスから失点を招くシーンもあったが、守備陣との連係を深めて堅守に磨きをかけた。「シュートを止められるのは、自分の前にいる10人が最善の準備をしてくれるから。感謝しないと」。試合を重ねるごとに落ち着きを増した。

 今季はフィールドプレーヤーに8人の外国人選手が在籍する一方、昨季まで正GKとして活躍したセランテスが退団。開幕前は守備面のマイナスを指摘する声もあったが、結果で周囲の不安も消し去ろうとしている。

 既にリーグ戦17試合に出場。J2山口時代の2017年と、福岡1年目だった昨季の14試合を超えた。「いつも代えられるという危機感がある。向上心を持って、目の前の試合に思いをぶつける」。さらなる躍進が楽しみな後半戦も謙虚な姿勢でゴールに鍵をかける。

【ベストゲーム】

 ◆4月17日 福岡1-0FC東京(ベスト電器スタジアム)ディエゴオリベイラの強烈なシュートを防ぐなど、好セーブを連発。流れを引き寄せてチームの決勝点を呼び込み、6連勝の第一歩となった6試合ぶりの勝利に貢献した。

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