西武栗山「やるかやられるか」内海の黒星も消した劇的同点打 金字塔まで残り42本

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆巨人4-4西武(3日、東京ドーム)

 獅子一筋のベテランがチームを救った。2点を追う9回2死満塁。栗山は畠に2球で追い込まれた。ただ、焦りはなかった。「あそこはやるかやられるかなので、追い込まれるとかはあまり気にしていなかった」。5球目の低めカットボールを打ち返した。しぶとく二遊間を破り、起死回生の同点2点打が生まれた。

 「しびれました。何でもいいので結果が欲しい場面。自分が打てる球を我慢強く待つしかなかった。打ったコースとかは関係ない。自分が打てると思ったところをしっかり前に飛ばせた」

 この一打で内海の黒星も消した。「内海さんにいい投球をしてもらいたいと思って、援護できるようにと思っていたけど、なかなか点も入らなかった」。一方、かつてのチームメートの炭谷と中島に一発が出ていただけに「僕も本塁打を打ちたいと思っていたけど、最後の最後でいいヒットが出て良かった」と笑った。

 1日に続く9回の同点劇。勝ちきれなかったためチームはリーグ5位に転落し、交流戦は最下位のままながら、驚異の粘りは見せた。辻監督は「どっちが(引き分けで)うれしい? もちろんこっちだよね。よくあそこまでいった」とたたえた。栗山はこの日のマルチ安打で通算2000安打の金字塔まで残り42本。偉業へと突き進むミスターレオの存在の大きさを感じさせる一戦だった。(小畑大悟)

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