スタイル確立できてきた武田、組み立てに変化/秋山幸二

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク1-1広島(8日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・秋山幸二の視点】

 好投が続く武田は「自分のスタイル」を確立できてきたようだ。シーズンが始まった当初はカーブ主体の組み立てだったが、今はカットボールとスライダーもうまく駆使して、両サイドをしっかり使えている。自信を持って打者と勝負しているし、躍動感もあった。

 速球だけでなく、変化球も腕をしっかり振って投げている。これは打者にとって本当に打ちにくい。マルティネスにも共通する部分だ。6日の阪神戦で勝った和田のピッチングにも刺激を受けていたという。投手同士がいい形で影響を与え合っているのだろう。

 一方で「1球の怖さ」も改めて痛感したはずだ。会沢の同点弾は打席を何度か外されたりして、集中力をそがれた感があった。今宮の先制弾は、大瀬良が「一発はないだろう」とタイミングを外しにきたカーブ。素晴らしい投手戦の中でいずれも痛い1球だった。

 最後に一つ。周東はもっと確率の高い走塁をしないといけない。9回1死一塁で、柳田のカウントは1ストライク。相手バッテリーの警戒の中で二盗を仕掛け、外されて完璧に刺された。もう1球待てばよかったし、焦った印象も受けた。中堅左への安打で二塁を狙った柳田はアウトにはなったが、正しい状況判断だった。(西日本スポーツ評論家)

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