西武辻監督、プロ初登板の20歳に「そこも視野に入れて」191センチ右腕が先発候補に急浮上

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武8-8DeNA(9日、メットライフドーム)

 最大6点差を追いついた価値あるドロー。流れを引き寄せたのは、プロ初登板の渡辺だった。5回から登板した3年目右腕は、3イニングを2安打無失点。「初登板だったけど、100点に近い投球ができたと思う」と初々しい笑みを浮かべた。

 5回、先頭の牧への初球で自信をつかんだ。外角への151キロ直球に「球速が出て、ストライクも取れたので緊張がほどけた」。バックの好守もあり、この回は三者凡退。7回1死一、二塁では大和を146キロの直球で遊ゴロ併殺に切った。

 埼玉・浦和学院高3年夏に甲子園8強。先発候補と期待されながら故障が続き、1月に内海に弟子入り。契約したメンタルトレーナーには「ミットめがけてロボットのように投げ込め」と教わり、「ロボットナベU」として生まれ変わった。

 身長191センチの大型右腕を、辻監督は「よく抑えてくれた。初登板にしては落ち着いて投げていた」と評価。先発候補としても「考えるよ。今は先発が苦しいから。そこも視野に入れて3回を投げさせた」と説明した。

 交流戦好調なDeNAを抑えた渡辺に勝ち星はプレゼントできなかったものの、奮起した打線も6、7回に2点ずつを奪って同点とした。乱打戦の中で光った20歳の新星の好投に勢いを得て、10日の最終戦で交流戦初のカード勝ち越しを目指す。(小畑大悟)

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