久保建英、4人股抜き弾の伏線は飲水タイム チーム成熟示すスーパーゴール

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆国際親善試合 U-24日本代表4-0ジャマイカ(12日、豊田スタジアム)

 五輪代表入りをアピールする最後のチャンスで攻撃陣がゴールの競演を披露した。前半32分に久保がジャマイカ4選手の股を抜く技ありのシュートで先制すると上田や堂安も得点。久保は「できることはやった」と胸を張った。

 守備ではオーバーエージ(OA)枠の酒井と吉田、遠藤航の3人を軸に効率的にボールを奪い、シュートを一本も打たせなかった。5月末から約2週間続いた活動でチーム内競争とともに重視されたのがOA組の融合だった。吉田らがプレーだけでなく経験を交えた言葉でけん引。おとなしかった五輪世代からも意見が出るようになり、日に日に選手同士の息が合うようになってきた。

 先制点直前の飲水タイム。久保は酒井から「リスタートを準備してくれと話があった」と明かす。プレー再開直後、酒井のスローインに合わせて相手DFの裏へ抜け出し、ゴールをこじ開けた。「選手同士が特徴を把握し、かみ合ってきた」。横内昭展監督代行もチームの成熟ぶりを喜んだ。

 試合後、吉田は「ここがゴールではない」と活を入れたという。東京五輪での金メダルだけでなく、来年のワールドカップ(W杯)でのベスト8以上が日本の目標。右膝痛で途中離脱した冨安健洋(ボローニャ)=福岡市出身=も含め、今回の代表活動に参加した28人はフル代表候補としても期待され、世界基準のプレーを求めてきた。

 五輪代表は今月下旬に発表予定。横内監督代行は「骨格はある程度見えてきた」とうなずいた。誰が選ばれても、五輪で世界と戦える自信はつけた。(末継智章)

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