日本女子で一人しかいない五輪出場も「見えてきた」 七種競技、山崎が史上4人目の4連覇 日本選手権

西日本スポーツ

 陸上日本選手権混成競技最終日(13日・長野市営陸上競技場)

 女子七種競技は日本記録保持者の山崎有紀(26)=スズキ=が5909点で4連覇を達成した。4連覇は2002~10年に9連覇した中田有紀以来、史上4人目。自身が先月23日に樹立した日本記録5975点の更新はならなかった。

 山崎は12日の前半4種目を終えた時点で、3447点と自身の日本記録を上回るペースだったが、この日は最初の種目だった走り幅跳びの2本目で、跳躍までの制限時間を超えてファウルに。日本記録時の6メートル01に及ばない5メートル72にとどまると、続くやり投げも記録を伸ばせなかった。

 最後の800メートルで2分14秒47の好記録をマークして900点を上積みし、5900点台にまで乗せた。自己2番目の得点ながら、試合後は「悔しい。フィールド種目が全然ダメだった」と涙を浮かべた。

 長崎市出身の山崎は長崎南高から進学した九共大で頭角を現した。卒業後も同大を拠点としており、2018年に日本選手権初制覇。同年のジャカルタ・アジア大会では銅メダルを獲得した。

 東京五輪の参加標準記録は6420点で、現時点で出場は難しい状況。同種目で五輪に出た選手は過去に一人しかいない。ハードルは高いが、日本記録を更新し、将来的な五輪、世界選手権の舞台も、「やっといけるかもしれないと思えてきた」と思えるまでになった。「スプリント種目はそのまま、フィールド種目で自分の当たり前のレベルを上げれば、自然と見えてくる」と話した。

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