法大・三浦銀二をリストアップ 今秋ドラフト 福岡大大濠で選抜8強

西日本スポーツ

■150キロ右腕

 ソフトバンクが今秋ドラフトの指名候補として、法大・三浦銀二投手(4年)=福岡大大濠高出身=をリストアップしていることが14日、分かった。8強入りした高3春の選抜大会では延長15回引き分けを含む3試合に完投して「博多の鉄腕」の異名を取り、法大では最速150キロの直球に多彩な変化球を操って主戦として活躍。最上級生となった今年は主将も務める右腕を今後も注視する方針だ。

 「V10」を目指すソフトバンクが、地元福岡出身の三浦に熱視線を送っている。法大では今年主将に就任。今春リーグ戦では慶大との開幕戦で、8回に内野ゴロの間に1失点したものの、無安打で完投勝利をマーク。その後、リーグ戦と全日本大学選手権を制した強敵を「ノーヒットワンラン」に封じて注目を浴びた。

 他球団のスカウトも集結した慶大戦を、ソフトバンクの永井智浩スカウト部長らも視察。福岡大大濠高時代よりもたくましさを増した右腕について「直球も変化球もボールの質がいいことに加え、ピッチングをよく知っている。熱い視線を送っています」と話した。

 高校時代から無類のタフネスで知られた。8強入りした高3春の選抜大会では滋賀学園と1-1で引き分けた2回戦で延長15回を196球完投。2日後の再試合も完投勝利を挙げるなど3試合で完投し、計33回で475球を投げて「博多の鉄腕」と脚光を浴びた。

 法大では1年春のリーグ戦で早々と2勝を挙げ、優勝した同年秋は2完投を含む3勝で防御率1・99を記録した。3年時は苦しんだが、4年春は5試合で2勝2敗、防御率2・31。3完投でリーグ最多の39回を投げ、復調を証明した「鉄腕」への評価は高い。

 主将の重責を果たしながら活躍する姿は、亜細亜大で主将だった東浜に重なる。永井スカウト部長も「精神的にも成長している。1年から投げている分、意識も変わってきたのでは。ボールも圧倒的に良くなったし、まだまだ上積みもある」と将来性にも期待した。

 投手陣は戦列復帰への階段を上がっているエース千賀、東浜、ベテラン和田らを擁し、笠谷、松本ら若手も今季は先発での経験を重ねた。その一方でチーム内競争を促して戦力アップに努めており、常勝軍団のさらなる強化を目指して今季もドラフト戦略を練る。

 三浦の他にも、大学球界随一のサウスポーと評される筑波大の佐藤隼輔投手、今月の全日本大学選手権で4強入りした上武大から14三振を奪った西日本工大の隅田知一郎投手=長崎・波佐見高出身=の両左腕らもリストアップ。逸材の動向をマークして、ドラフトでの指名選手を絞り込む。

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