【九州王国再興へ】競輪場再開へ熊本勢に活気 【岸和田】

西日本スポーツ

 火の国戦士たちに吉報が届いた。15日の熊本市議会で大西一史市長が熊本競輪再開を明言。3年後、2024年度での再開を目指すと正式に表明した。熊本地震で被害を受け、休止となって5年。建設費の試算が膨らんだことで再開が暗礁に乗り上げそうになった時期もあっただけに、熊本の競輪関係者にとっては大きな一日となった。

 中川誠一郎は、岸和田への移動日の午前中、市議会に足を運んで傍聴。「あれだけ明言してもらえて安心しました。良かった」と自らの目と耳で、再開への道筋が通ったことを確認。「これでやっと、はっきりした目標ができた。再開までトップクラスを維持していきたい。再開を機にビッグレースが行われるなら、そこに出たい」。あと3年なら中川は45歳。だが最近は1周以上をもがいて逃げ切る若々しいレースを連発。弟子の吉田悟との練習でバンク練習にも熱が入る。この再開までの期間はむしろ、実力をさらに上げ、選手寿命を大きく伸ばす3年間になるかもしれない。初日7Rでは中本匠栄と同県連係。「自分が前で走る。匠栄と話して、総合的に判断しました」。強い気持ちで、自力勝負する。

 その中本も、再開明言について「本当に良かったです。ただ、自分がそこでしっかり走る力をつけていないとだめですからね」と、喜びながらも気を引き締めた。「バンクは秋までは使えそう。その後は今とは違う形の練習を考えないといけない。熊本は強い若手が次から次に出てきているし、その勢いに食らいついていけるように」。従来の500から400バンクになるなど、全面改修のため工期も長い。まだ“生みの苦しみ”は続くが、地元を走れる日がはっきりと見えてきた。全力で戦い抜いて、その日を迎える。

 松川高「熊本競輪再開へメドがついた。しっかり頑張りたい。ここ数年で若手が何十人も出てきたし、そこでしっかり走れるように。まずは初日、どんどん強くなっている山崎賢人君にしっかり付いていく」

 上田尭「初G1だった5月のダービーは3日間でお帰りになってしまった。そこで自分の足りないところも見つけたし、それを課題に練習している。前回の別府記念は2予で敗退したが、内容ある走りができた。自信を持って戦う。地元ではまだ一度も走れていない。それまでにもっと力をつけて、声援を受けながら走ってみたい」

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