7戦勝ちなしで光る柳田弾、粘れる和田/池田親興

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク1-1日本ハム(20日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・池田親興の視点】

 和田は先発陣で最も立ち上がりがいいが、初回先頭から3連打を許した13日のヤクルト戦に続いて苦しんだ。コースに球が思うようにいかず、体が重いように見えた。交流戦から中6日が続き、6日の阪神戦で7回まで投げて無失点の好投を見せたが、それが疲れにつながっているかもしれない。ただ3回以降は普段通りの投球に戻った。初回に32球も投げたことが、逆にいい方向に出たとも考えられる。

 先制されたこと、走者を残して降板したことに加え「リズムが悪い投球になって、このような試合展開になってしまったと責任を感じる」というコメントが示すように、悔いは残るだろう。それでも粘りを見せたのは素晴らしかった。

 今のソフトバンクで好調な打者はいない。同点弾の柳田も同じ。打者全員がこんな状態というのは極めて珍しい。安打がなかなか出ず、本塁打でしか得点ができない状況だけに、柳田の一発は価値が高い。

 本塁打にしたカーブは、待っていた球ではなかったと思う。それでも少し浮いたところに、うまくタイミングを合わせて反応した。5回表に和田が先頭打者を出した後、併殺で切り抜けた。その直後に飛び出した一発なのも光った。(西日本スポーツ評論家)

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