松田は「ZOZOマリンの鬼」同点ソロ含むマルチ安打で打率5割

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ロッテ1-1ソフトバンク(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 完璧な弾道だった。1点を追う3回。ロッテのドラフト1位左腕鈴木に、松田が豪快な一撃を浴びせた。内角低めの直球を左翼席へ運ぶ8号ソロ。「直球を完璧に捉えることができた」。6月3日のDeNA戦以来、14試合ぶりの一発で試合を振り出しに戻した。

 8~20日の間に無観客の本拠地ペイペイドームで実施された9試合で、松田は22打数3安打と低迷。ZOZOマリンは久々の有観客ということもあり「ファンの方々の前でプレーできることがうれしい。やはり応援が力になる」とチーム初安打の一発にうなずいた。

 5回1死一、二塁で空振り三振に倒れた後、8回は3番手佐々木千から二塁内野安打。この一打を足掛かりに1死満塁としたが、3番柳田は投ゴロ、4番栗原も二ゴロ。松田の働きを生かせず、工藤監督は「悔しさを忘れないようにしてほしい。必ず結果となる時がくる」と奮起を促した。

 前日22日も2安打を放ったベテランは4月8、9日以来となる2戦連続マルチ安打。今季はZOZOマリンで打率5割(18打数9安打)を誇る。6月はここまで月間打率2割1分6厘と苦しい状態が続くが、好相性の敵地で一気に復調の気配が色濃くなってきた。

 「(本塁打は)いいスイングで良かった。自分の打撃をしっかりすればいい結果につながる。どこであろうと試合に出る限りはベストを尽くせば、結果もついてくる。そう信じて日々やってほしい」

 工藤監督が松田を評したコメントにも期待がにじんだ。22日に11試合ぶりの2桁となる11安打を放った打線は、この日は5安打。わずか一夜で貧打が再発した形となったものの、不振にあえいでいたムードメーカーに当たりが戻ってきたことはチームにとって大きい。(山田孝人)

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