九州文化学園・黒木優 スカウト評は「九州ナンバーワンの素材」

西日本スポーツ 前田 泰子 大橋 昂平

 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の地方大会が、九州でも7月3日の鹿児島大会を皮切りにスタートする。2年ぶりの聖地を目指す各地の注目選手を2回にわたり紹介する。第1回は「投手編」。九州学院(熊本)の山田俊介(3年)は最速141キロを誇るプロ注目の左腕で、東京五輪代表の先輩村上宗隆(ヤクルト)が1年時に出場した2015年以来の夏の甲子園を目指す。真颯館(福岡)の左腕松本翔(3年)は最速146キロの速球を武器に激戦の福岡大会に臨む。九州文化学園(長崎)の右腕黒木優(3年)もプロ注目の本格派だ。(前田泰子、大橋昂平)

大台目前147キロ

 九州文化学園のエース黒木は今春の長崎大会で一気に評価を高めた。創成館との2回戦で、切れのある直球は最速143キロを計測。試合は敗れたものの、スライダーやカットボールも交えた投球に、スカウト陣も「九州では一番の素材かもしれない」と目を見張った。

 中学まで内野手で、本格的に投手を始めたのは高校入学後ながら、現在の最速は大台目前の147キロ。豊かな可能性を秘めた身長183センチの大型右腕は「150キロ出せる投手になりたい。プロを目標に頑張りたい」と全力アピールを誓う。

 夏の前哨戦となるNHK杯は8強。「波があるので、安定した投球ができるようにしたい。制球力が課題」。エースは高校最後の夏を見据えた。春夏通じて甲子園出場がない九州文化学園にとって、黒木を擁する今夏は大きなチャンスとなりそうだ。

 ◆黒木優(くろき・すぐる)2003年12月4日生まれ。福岡市出身。大原小4年のとき「大原ボーイズ」で野球を始め、原中央中では硬式クラブ「城南サンボーイズ」に所属し主に遊撃手。183センチ、84キロ。右投げ右打ち。

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