球宴初出場津森「気持ちやっぱり入る」第二の故郷、勝負球はもちろん…

西日本スポーツ 山田 孝人

 マイナビオールスターゲーム2021(16日・メットライフドーム、17日・楽天生命パーク宮城)の監督選抜が5日発表され、ソフトバンクからは津森宥紀投手(23)、甲斐拓也捕手(28)、栗原陵矢捕手(25)の3人が選ばれた。初出場となる津森は大学時代を過ごした“第二の故郷”仙台での恩返しを誓った。栗原は初出場、甲斐は3度目。既にファン投票などで選出されている柳田、松田を合わせてソフトバンクから計5選手が出場する。

 初々しい笑みを浮かべ、晴れ舞台に立つ喜びを口にした。初めての球宴に選出された津森は、オンラインでの会見で「やっぱりうれしい気持ちと、緊張感もありますね。球界のトップの方々と、一緒にプレーできることが、一番楽しみです」と心を躍らせた。

 ルーキーだった昨季に続き2年連続で開幕1軍入りを果たした今季。左肘の手術を受けて長期離脱中の森、東京五輪予選のためチームを一時離れて現在ファーム調整中のモイネロと、ブルペン陣の絶対的2人を欠く中で、確かな存在感でチームを支えている。

 現在は勝ちパターンの一角を占め、今季はここまで35試合で1勝0敗、9ホールド、防御率1・35をマークする。持ち前の投げっぷりの良さに加えて、宮崎春季キャンプなどで取り組んだフォームの微修正なども奏功。今季は課題だった制球力も飛躍的に安定した。

 球宴第2戦は仙台市の楽天生命パーク。和歌山県生まれだが同市の東北福祉大出身だけに「気持ちはやっぱり入る。自分の力強い真っすぐを思い切って投げたい」。今も多くの友人らが住む“第二の故郷”での晴れ舞台で恩返しの意味も込めて腕を振る決意だ。

 「セ・リーグは強打者が多いけど、特に鈴木誠也選手を抑えたい」と広島の4番打者の名前を挙げる。コロナ禍で2年ぶりに開催される球宴後に待っている東京五輪に臨む「侍ジャパン」の主軸斬りを果たせば、全国に名前をアピールすることもできる。

 抜てきした全パ監督の工藤監督は「登板数や防御率など、どの選手にもひけをとっていない。うちの救援陣はいい、いいと言われながらも、球宴に選ばれている選手がいないし、東北福祉大ということもある。凱旋(がいせん)で、いい投球を」と期待した。(山田孝人)

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