武田、問題は若月に浴びた一発/藤原満

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク0-8オリックス(9日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・藤原満の視点】

 武田は投げ合う相手が山本ということで、先制されてはいけないというプレッシャーで力みが出たようだ。3回、簡単に2死を取ったのに、吉田正に不用意に投げた変化球が甘く入って本塁打を打たれた。

 主砲の一発はまだ仕方ない。問題は4回の若月に浴びた2ランだ。前の打席を終えたところで打率2割を切っていた打者。しかも2死。絶対に本塁打を打たれてはいけなかった。

 とにかく首位オリックスとの勢いの差を痛感した。オリックスの打者の打球は鋭いのに、ホークスの打球は元気がない。3番中村晃、4番栗原が無安打で、柳田もボール球に手を出してチャンスで打てない。三森と真砂の2人は元気だが、後の打者はばて気味だ。

 投手陣もオリックスは山本と宮城の2本柱が強力だ。2人で勝った貯金をチーム全員で守っている。

 ホークスはついに借金1となった。だが、このままオリックスを走らせるわけにはいかない。第2戦の先発は現在最も信頼を置けるマルティネス。連敗は絶対に阻止したい。五輪期間の中断まで残り5試合。せめて勝率5割をキープするため、総力戦で戦ってほしい。(西日本スポーツ評論家)

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