九州文化学園の最速147キロ右腕・黒木 プロ8球団視察も5失点敗退 高校野球長崎大会

西日本スポーツ 前田 泰子

 第103回全国高校野球選手権長崎大会は長崎市の長崎県営野球場などで2回戦が行われ、2大会連続で甲子園出場を目指す海星が九州文化学園に5-4で競り勝ち初戦を突破した。プロ注目の九州文化学園のエース黒木優(3年)は6回2/3を投げ5失点と力を出し切れなかった。

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 九州文化学園の最速147キロ右腕・黒木が今大会の初マウンドで涙をのんだ。シードの海星に6回2/3で被安打8の5失点。「これが今の自分の力。力不足だと思う」と厳しく受け止めた。

 「チームの勝利を意識した」とこの日は球速を抑えめにして、打たせて取る投球を心掛けた。5回まで1失点で踏ん張ったが7回は味方の失策も絡んで逆転を許し、降板後は一塁の守備に回った。127球の力投にも「スタミナがなかったのも反省点」と悔やんだ。

 昨秋、右肘を剥離骨折して以降、故障が続いた。春の長崎大会では最速147キロを出してプロに注目された。この日も8球団のスカウトが球場に来ていたが勝利に導く投球はできなかった。

 山田監督が「自分に厳しい努力家」と評するエースは「やってきたことはすべて出したと思うので後悔はない」と言い切った。「進路は今から考えます」とこの夏の悔しさをぶつける次のステージを模索していく。

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