東浜、今季最短降板 前半戦は2勝、試行錯誤は続く

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆ソフトバンク2-4楽天(14日、ペイペイドーム)

 球宴前の前半戦ラストゲーム、東浜は重くのしかかった初回を悔いた。1死から鈴木大に四球を与えると、傾いた流れを止められなくなった。浅村に中前打を許し、続く島内にはシンカーを中前にはじき返され、先制された。岡島にも右前適時打を許すなど、失点を重ねた。31球を投げ、奪われた3点はあまりに重かった。

 「初回に失点してしまったことで追う展開になり、難しい試合にしてしまった。先発としての役割を果たすことができずに、申し訳ない」。3回には島内にソロを浴びて計4失点。今季最短の4回で降板し、2勝2敗と、チームと同じ「5割ターン」となった右腕は反省ばかりを口にした。

 「貯金」ターンへ、必勝態勢を整えていた。モイネロ、岩崎は登板間隔が2日空き、前日13日に登板した投手陣と入れ替え、高橋礼と甲斐野をスタンバイさせた。工藤監督は「(相手先発が)岸君というところで僕らのシミュレーションでも3点が限界かなと思っていた」と想定していた継投のタイミングを明かした。

 その「限界値」に初回で達しながら続投したが、細かい制球に苦しんで球数がかさんだ。右肩の不調などで5月終盤に1軍の舞台に戻ってきた東浜は、登板前に「なかなか自分の中でも毎回違う感覚がある」と話すなど、試行錯誤が続く。この試合でもリズムに乗れずに4回で79球を要し、マウンドを譲った。

 5回以降、リリーフ陣は5人で無失点リレー。指揮官も「救援陣は12球団でナンバーワンと思えるぐらい、しっかり仕事をしてくれた」と前半戦の救援陣の奮闘をねぎらった。一方、前半戦ラスト9試合で、先発投手が6回まで投げきったのは完封したレイと、マルティネスが、それぞれ1度ずつにとどまった。後半戦の逆襲へ、五輪期間中の先発陣再整備が必須だ。(鎌田真一郎)

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