球宴で「松坂VS柳田」の夢対決 担当記者だけが知る、実現の舞台裏

西日本スポーツ 倉成 孝史

 大谷が沸かせた米大リーグの祭典に続き、日本球界にも2年ぶりに球宴が戻ってくる。コロナ禍で昨季は中止を余儀なくされたが、今年は16日から2日間開催。全パを工藤監督が率いる。前年リーグ優勝球団の監督として、就任後6度目の球宴で監督は4度目だ。

 私は昨季まで「監督番」だっただけに、球宴も2019年まで毎年現地で取材した。選手らはリラックスムードだが、リーグの一流選手を預かる監督の苦労は想像以上。「疲れた…。全員を無事に帰せて何より」。初めて指揮を執った15年、第2戦を終えた時に見せた心からの安堵(あんど)の表情は忘れられない。

 「やりすぎ」にも見えるほどの気遣いがある。各球団ホームページで選手の出身地や経歴を調べ、家族や親戚が観戦する試合も確認。長時間をかけて全選手の起用法を決めてきた。

 3度目の指揮となった18年のことだ。通常、第1戦のスタメンにはファン投票選出選手を並べることが多いが、京セラドーム大阪開催とあって、4番以降に並べたのは大阪桐蔭高出身の中田(日本ハム)、浅村(当時西武)、森(西武)とPL学園高出身の今江(当時楽天)、オリックス勢の吉田正と安達と、全て大阪に縁のある選手だった。そして第2戦ではソフトバンクと九州出身選手を多く先発起用。舞台の熊本では4月のソフトバンク戦が雨天中止となっただけに「ホークス勢はできるだけ熊本で」との考えがあった。

 「事件」はそんな中で起きた。…

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