福岡大大濠のエース毛利 発熱乗り越え初登板で好投 高校野球福岡大会

西日本スポーツ 野口 智弘

 ◆全国高校野球選手権福岡大会4回戦 福岡大大濠8-1新宮(7回コールド)(17日、久留米市野球場)

 福岡大大濠の大黒柱、毛利海大(3年)が大ピンチで帰ってきた。3回戦までの2試合で計14イニング無失点だった2年生左腕森本が3回に3四球と暴投で1点を失って同点とされ、4回には四球と自らの失策で無死一、二塁とされた。ここで登場したのがエース毛利。今大会初登板だった。

 毛利も最初の打者に対して立て続けにボール三つ。捕手の川上に「肩の力を抜いて!」と声を掛けられて落ち着いた。フルカウントにしてから中飛に仕留め、後続も抑えた。「初登板だったので緊張しました。抑えられて良かった」と胸をなで下ろした。

 エースの登場でチームは活気づいた。その裏、1年生の黒田が勝ち越しの右越え本塁打を放つと、後は福岡大大濠ペース。7回に毛利が自ら右翼への適時打を放って8点目が入り、コールド勝ちが決まった。

 毛利は12日の3回戦で先発予定だった。だが39度の発熱で登板回避。「いつもは1日で下がる熱が数日も続いた。コロナにかかったかと思いました」と不安な日々を過ごしたという。PCR検査を受けた結果、陰性と判明。「安心した途端、熱も急に下がりました」と笑顔を見せた。

 今大会初登板は4回、被安打1、2奪三振、無失点。八木監督は「久しぶりの投球でいつもの調子ではなかったが、マウンド上で修正して粘るのが彼の特長。今後も心配していません」と全幅の信頼を置いている。

 毛利は「森本が2試合頑張ってくれた。これからは僕が頑張る」。不安を乗り越えて復帰したエースが、春夏連続甲子園出場に向けて気合を入れ直した。(野口智弘)

PR

高校野球 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング