小久保ヘッドの注目選手は最近移籍の…

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ソフトバンクの小久保裕紀ヘッドコーチ(49)が17日、約1カ月の五輪中断期間での若手の台頭を熱望した。1、2軍の合同練習が筑後のファーム施設でスタートし、今月上旬に阪神からトレードで加入した中谷やドラフト2位の笹川らの打撃をチェック。中断期間の非公式試合「エキシビションマッチ」での積極起用も検討しており、後半戦へ向けた若鷹の「真夏のアピールタイム」が始まる。

 午前10時に始まった合同練習。1軍野手陣の練習が終わっても、小久保ヘッドコーチは筑後の屋内練習場から動かなかった。2軍の打撃練習で若手のスイングを打撃ケージ裏からじっくりチェック。約4時間の練習時間を通して、選手の動きに熱視線を注ぎ続けた。

 約1カ月の五輪中断期間は、4位からの巻き返しを期す後半戦の鍵を握る。ベテランは調整をある程度任せる方針だが、若手はアピールだけでなく鍛錬の場にもなる。小久保ヘッドは「追い込むところは追い込んで。この期間を有意義に使ってほしい」と説明した。

 注目の存在には新加入の中谷を挙げた。2017年に20本塁打を放った長距離砲。「阪神時代に気になった癖が取れていた。見られてよかった」。ドラフト2位の笹川には「キャンプではけがで見られなかった。もっと振れるようになってほしい」と期待した。

 乗り切れなかった前半戦は、5年目の三森が光明となった。2月の春季キャンプで小久保ヘッドの熱血指導を受けた成長株は、ここまで31試合に出場して打率2割9分8厘、8盗塁。6月上旬から主に「1番二塁」として、リードオフマンの重責を果たしている。

 後半戦を勢いづける「第二の三森」を抜てきするために、中断期間中の非公式戦では若手の大胆な起用もありそうだ。「見たい選手は呼ぶ。1軍がどういうところかという経験にもなるしね」。8月13日のリーグ戦再開を見据えたアピール合戦が幕を開けた。(長浜幸治)

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