松浦が初の夜王 サマーナイトF 【函館】

西日本スポーツ

 函館競輪(北海道函館市)の3日制ナイターG2「第17回サマーナイトフェスティバル」(SNF、優勝賞金1173万円)は18日、最終12Rで決勝を行い、松浦悠士が清水裕友マークから直線で抜け出して大会初優勝を達成した。松浦のG2制覇は昨年3月の福井ウィナーズカップ以来2度目。2着は終3角で内を突き直線で中を伸びた山口拳矢。3着は松浦後位の阿竹智史。11Rの「ガールズケイリンフェスティバル2021」(GKF、同264万円)は、石井寛子が差し切って2018年松戸大会以来2度目の優勝。小林莉子が2着。逃げた佐藤水菜が3着だった。大会の総売上額は約49億6000万円(目標44億円)。

ヒーロー

 黄金の「指定席」から直線一気でVゴール。5月のG1ダービーに続き、またしても松浦悠士が盟友・清水のハコ回りでビッグレースを制覇した。

 今シリーズは郡司、平原、古性といった優勝候補が相次いで脱落した。そんな中、鉄壁を誇る中国SSコンビは順調に準決を突破し、さらに徳島勢まで従えてのライン4車で決勝戦を迎えた。その時点で既に“勝負あり”だったのかもしれない。赤板で一度抑え、岩本を出しての3番手キープに「すんなり過ぎて2人でそわそわした」と苦笑いするほどの好展開。「岩本さんは掛かっていたけど、今回の清水君のデキなら仕掛けて、越えられるなと思った」。大舞台で何度も結束してきたからこそ、清水の状態は手に取るように分かっていた。

 競輪王、ダービー王、そしてナイターG2を制して“夜王”襲名。「あとは賞金王だけですね」とスマイルを見せたが、周囲の追撃も激しいだけに楽観視はしていない。「郡司君、脇本(雄太)さん、今回でいえば山崎君。脚力もそうだけど、練習の脚では全然かなわない」。今年の獲得賞金は1億4000万円をオーバーし、2位の郡司には約5000万円の差をつけたが「もっともっと、レベルアップしていかないと」と、勝ってかぶとの緒をきつく締め上げた。(森川)

 ◆松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年11月21日生まれの30歳。広島県広島市出身。広島工高卒。2010年7月、広島支部98期でデビュー(熊本(1)(3)(2))。通算成績は972走で277勝、優勝50回。ビッグレース制覇はG1(19年小倉競輪祭、20年名古屋オールスター、21年京王閣ダービー)、G2(20年福井ウィナーズC、21年函館サマーナイトF)通算取得賞金は5億6516万8511円。ホームバンクは広島。168・0センチ、73・0キロ、太もも60・0センチ、O型。

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