「仲間を信じて良かった」 最後の夏、チームメートの助言で高校1号

西日本スポーツ 大橋 昂平

 第103回全国高校野球選手権長崎大会は22日、長崎県営野球場で準々決勝があり、海星が壱岐を12ー2の5回コールドで破った。2点リードの4回に鮫島海琉(3年)が2ランを放った。

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 豪快な一発はうれしい公式戦第1号だ。2点リードの4回、鮫島は鋭い打球を目で追いながら一塁に走り「入れ!」とさけんだ。左中間最深部に着弾したことを確認すると、力強いガッツポーズが飛び出した。殊勲の一打を「鳥肌が立った」と振り返った。

 内寄りの真っすぐを捉えた一打はチームメートの助言を生かした。「(相手投手が)インコースを攻めている。ラインから少し離れていけ」という1番合田の指示を受け、普段より靴半足分ほど外側に立った。狙いが実った一発に「仲間を信じて良かった。完璧だった」と声をはずませた。

 5番で出場したこれまでの2試合は8打数1安打にとどまった。この試合は3番で出場し、初回に同点の適時二塁打を放った。好調を取り戻した3番打者の一発で勢いづいた打線は、5回にも7点を奪ってコールド勝ちを決めた。

 加藤監督も「これまでの試合のストレスが発散できた」と笑顔でうなずく大勝だった。準決勝で当たる大崎とは練習試合を含め、今年初めての対戦となる。上向きの状態を結果で証明して「自分たちの打線は崩れない」と自信を示した。(大橋昂平)

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