役者そろった侍ジャパン 柳田悠岐が急転スタメン出場、稲葉監督が明かす舞台裏

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆日本代表強化試合 巨人0-5日本代表(25日、楽天生命パーク宮城)

 ついに役者がそろった。右脇腹の違和感で一部別メニュー調整が続いていた柳田悠岐(ソフトバンク)が、6番中堅でスタメンに名を連ねた。「体は全く問題ない」と出場をアピールしていた。そして第3打席の6回1死二、三塁、平内のツーシームをコンタクトし、前進守備の一、二塁間を破るタイムリーにした。

 28日のドミニカ共和国戦から始まる本戦に向け、柳田にとっても、チームにとっても弾みがつく一打。「試合に全く出ないより、出て、ヒットも打てた方がいい」。侍での試合出場も2018年の日米野球以来。「一流の選手と一緒のチームで野球ができるので、本当に幸せ」と自然と頬も緩んだ。

 当日まで打席に立つ判断は持ち越されていた。「ギータがあまりにいきたそうだったし、ぶっつけ本番に不安を感じていた」。前日24日に守備のみの出場を明言していた稲葉監督も、トレーナーの報告を受けた上で柳田の意をくんだ。

 最終調整は慎重を期してきた。ホームランダービーに出場した17日の球宴第2戦で右脇腹の違和感を覚え、合宿初日から一部別メニュー調整。屋外でのフリー打撃を再開したのも、25日が初めてだった。

 3打数1安打1打点で不安も拭い、いざ本番モード。「テレビで速報が流れるんで、金メダルってすごいなと。チームみんなが、もうそこしか目指していない」。日本勢の奮闘に気持ちを高ぶらせる大砲が、頂をつかむ準備を整えた。(鎌田真一郎)

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