けがで選手諦めたラグビー女子 数奇な縁で挑む五輪の舞台

西日本スポーツ 末継 智章

 26日に競技が始まったラグビー7人制男子の日本代表を裏方で支える一人が、福岡市出身の東茉那さん(23)だ。筑波大ラグビー部での分析スタッフ経験を生かし「選手がベストのパフォーマンスを発揮できるように」と誓う。

 東さんは元ラガール。福岡県のタレント発掘事業で友泉中(同市)1年時に始め、スピードが武器だった。修猷館高時代は「福岡レディース」でもプレー。7人制女子代表の堤ほの花(日体大)=佐賀県嬉野市出身=とは同期で今も仲がいい。

 高校時代にけがを繰り返し選手は断念。「入院中の看護に感動し、母も看護師で影響された」と筑波大医学群看護学類へ。ラグビー部で衛星利用測位システム(GPS)を使った走行距離の測定など分析に力を注いだ。

 大学3年時に7人制男子日本代表スタッフの大学OBの誘いで代表活動に参加。卒業後も日本ラグビー協会に所属し携わっている。今大会は試合会場には入れないが、分析班の一員として試合や選手のデータづくりに励んでいる。

 5年前のリオデジャネイロ五輪や2年前の15人制ワールドカップ日本大会で活躍した福岡堅樹さんは同じ大学で同郷。「気さくに話してくれる優しい方」と気遣ってもらっていた。1年延期によって東京五輪を断念し、五輪を前に引退した尊敬する先輩の思いも胸に代表を後押し中だ。(末継智章)

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