【HKT6月の名言】「若さとは不器用で」歌詞に込めた元祖センターの思い

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48メンバーが発した心に刻まれる「名言」を、特命担当記者が独断で選んでしまう月に1度の名物?企画。6月は、伝説となった宮脇咲良のマリンメッセ福岡での卒業コンサート(19日)から。祝福に駆け付けた卒業生が終演後につづった思いは、多くのファンがずっと聞きたいと思っていた声でした。

 デスク「東京五輪が盛り上がっている。金メダル級の名言を出してもらおうか」

 特命担当F(以下F)「6月はやはり、宮脇咲良卒業コンサートから。サプライズで登場した兒玉遥が、終演後にツイッターでつぶやいた『若さとは不器用で…』です」

 デスク「サプライズ登場、衝撃だったもんなあ」

 F「どれだけ語っても足りないくらいですよ。詳しく書くと『卒業して2年ほどたっているけど、若さとは不器用でやり残す物が多くて〝さよなら〟だけじゃ、ちゃんと整理ができませんでした。でも今日のステージに立てた事で心残りが消えました! ただただ咲良にありがとうと伝えたいです。今までHKT48を引っ張ってくれて本当にありがとう!!』」

 デスク「やっぱり心残りはあったんだな」

 F「兒玉は宮脇の卒コンで、自身が現役時代に単独センターを務めた『大人列車』で登場しました。7月24日の『リクエストアワー』でも22位にランクインした人気曲です。HKTではなくAKB48の39枚目シングル『Green Flash』に、カップリングとして収録されていました」

 デスク「なんと、HKTのCDに入っていたんじゃないんだな」

 F「当時、AKB48本体のシングルは全姉妹グループを総合したシングル、みたいな感じでした。『大人列車』は疾走感ある明るいメロディーと対照的な、切ない歌詞が特徴的。兒玉がつづった『若さとは不器用で、やり残すもの』は、その歌詞の中の一節です。『さよならだけじゃ、ちゃんと整理できませんでした』も『さよならを言えば 自分の気持ち ちゃんと整理できたのだろうか』という歌詞にちなんでいます」

 デスク「そうだったのか。曲と気持ちがリンクしていたところもあったのかな」

 F「それもあったんでしょう。実際に私が知る兒玉も、決して器用なタイプの人ではありませんでした。むしろどちらかというと不器用で、遠回りばかりしてしまう。彼女自身も『遠回りは慣れている』とインタビューで語っていたことも。休養明けでグループに戻らずそのまま卒業したことも、そうした不器用な一面からだったんじゃないかと、勝手に思っています」

 デスク「そして、心残りが消えたのは兒玉本人だけではなく、ファンもそうだったと」

 F「そうですね。兒玉の手を引いて宮脇が階段を上り、その先に指原莉乃がいて。宮脇の卒業コンサートのはずなのに、宮脇と指原が、兒玉を迎えに来たような感覚になりました。コンサートの後、『はるっぴは咲ちゃんと一緒に卒業していったんですね』というコメントをしたファンもいましたが、本当にその通りだと思いました。私自身、ずっと彼女の卒業を書き切れていない思いがあったので、本当に良かったです」

 デスク「まさに金メダル級の輝きを放ったんだね」

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