気になる五輪会場の“歓声BGM” 選手には届かず…無駄な演出いらない

西日本スポーツ 末継 智章

【記者コラム】

 五輪初採用の柔道混合団体は想像以上に白熱した。出番のない選手が「ワザアリー!」「シドー!」とマスクを外して審判に声を張り上げては、スタッフに注意されていた。コロナ感染対策の規定に反するが、仲間を思うがゆえに自然と声が出てしまうのも分かる。

 それより気になったのが会場に流れる歓声(?)のBGMだ。多くの競技会場で採り入れているが、集中している選手には届いていない。Jリーグのように自チームの応援歌を流すならともかく、ガヤガヤとした雑音しか聞こえてこない。バスケットボール男子の試合では国歌演奏中にも流れていた。

 昨年12月の柔道男子66キロ級五輪代表決定戦は静寂が特別な雰囲気をつくりだした。無駄な演出はいらない。(末継智章)

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