侍ジャパン千賀滉大、韓国との準決勝でもジョーカーに 稲葉監督「彼らしい投球戻ってきた」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 日韓戦も任せた! 3日に49歳の誕生日を迎えた野球日本代表の稲葉篤紀監督が、4日の準決勝韓国戦(横浜)で千賀滉大投手(ソフトバンク)を勝負どころで起用する方針を明かした。東京都内で全体練習。報道陣の取材に応じ「彼らしい投球が戻ってきたので、ある程度短いイニングを明日(4日)も考えながらやっていく」と語った。

 宿舎で選手からサプライズで祝福を受けた指揮官にとって、延長タイブレークまでもつれた2日の準々決勝、米国戦のサヨナラ勝ちもうれしい前祝いになった。準決勝進出を決めた試合で、流れを引き寄せたのが五輪初登板だった千賀だ。

 1点ビハインドでマウンドに上がった6回は3者連続三振。イニングをまたいだ7回は一、二塁とされたが2奪三振で、2回無失点5Kの圧巻の投球を見せた。登板後は「自分の中でも気持ちの入り方が違うし、久しぶりにここまでの状態になったと思う」と手応えを語った。左足首の故障から復帰後、7月6日のロッテ戦では3回途中で10失点し、同24日の強化試合楽天戦でも2回2失点と精彩を欠いていたが信頼を取り戻した形だ。

 稲葉監督が故障明けでも追加招集したのは、その能力を認めるからこそ。決勝トーナメントでの起用について、建山投手コーチも「使い方は多岐にわたってくる」と語っていた。最速161キロの直球と「お化け」フォークが外国勢に通用することを証明した剛腕が、金メダルへのキーマンになりそうな気配だ。(鎌田真一郎)

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