ソフトバンクで始まった1軍生き残りへの「ガチ競争」 4番リチャードの一発、工藤監督の評価は

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆エキシビションマッチ ソフトバンク7-4巨人(3日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクのリチャード内野手(22)が3日、巨人とのエキシビションマッチ(ペイペイドーム)で生き残りアピール弾を放った。1点を追う1回1死一、二塁。巨人の先発戸郷が投じた1ボール2ストライクからの外角高め146キロ直球を捉え、逆方向の右翼席へ逆転の3ランをたたきこんだ。

 「追い込まれていたので逆方向へと引きつけて打つことを考えた。いい角度でバットが出た」。前半戦でセ・リーグ2位タイの8勝を挙げている右腕からの技ありの一打。納得顔こそ浮かべたが表情は緩まない。「エキシビションなので。シーズンで打てるように頑張るのみ」と後半戦の1軍切符を争う「ガチ競争」のまっただ中だからだ。

 この日から中村晃デスパイネ、松田ら主力組も出場した。かねて工藤監督はベテランも含め、後半戦までこの試合を含めた残り5試合で「しっかりとした結果を求めてほしい」と横一線の競争を明言している。序盤の4試合で結果を残した男は、主力が居並ぶ中でも変わらず4番に座り、これで同マッチは5試合で2本塁打、8打点を記録。抜てきした首脳陣の高い期待にも応えている。

 負けじと主力組も中村晃が適時打を含む2安打マルチ、松田も適時打を放った。新加入のアルバレスや中谷らも含めた争いは激化中だけに「またアピールを」と力を込めた。工藤監督も「結果を出していることは評価している」と話す大砲候補が、念願の1軍昇格に向けて着実に歩を進めている。(山田孝人)

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