侍ジャパン稲葉監督語る 代表に呼び続けてきた甲斐拓也が、五輪で見せる勇姿に思うこと

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 2017年の監督就任から全ての大会で招集し、東京五輪では攻守で存在感を発揮している甲斐拓也捕手(ソフトバンク)に、稲葉監督が「今回が一番、『自分がやらないといけない』という思いで入っていると感じる」と信頼を寄せた。

 稲葉ジャパンで「皆勤賞」の28歳は年下が多い投手陣を好リード。「キャノンフォン」で救援陣との打ち合わせも密に行う。打っても米国との準々決勝でのサヨナラ打を含む10打数5安打の打率5割。ドミニカ共和国との初戦では9回に同点スクイズを決めた。

 代表初招集された17年から所属するソフトバンクで4年連続日本一を経験しながら、19年の国際大会「プレミア12」では会沢(広島)が主戦格で出場。その会沢が今大会は故障で辞退し、稲葉監督も「(会沢)翼のけがもあって『自分が引っ張る』という責任感を持っている」とみている。

 4連勝で決勝に導いた甲斐も「(会沢が)どんと構える姿を見て、もっと強くならないといけないと感じさせられた」と話す。「覚悟」を持って日本代表の正捕手を務める背番号10が、自身を選び続けた指揮官に最高の恩返しをしようとしている。(鎌田真一郎)

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