デスパイネが巻き返しへ重ねた快音 工藤監督はシビアな評価を継続

西日本スポーツ 石田 泰隆

 ◆エキシビションマッチ ソフトバンク2-2巨人(5日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(35)に“1軍復帰”初安打が飛び出した。5日、巨人とのエキシビションマッチに「7番指名打者」で先発出場。1点を先制した初回、なおも2死満塁の好機で追加点をたたき出した。

 相手先発山口に対し、2球目の143キロ直球を捉えた。打球は強烈なゴロとなって山口のグラブをはじく、投手強襲の適時内野安打。3日の同戦から1軍戦に復帰した助っ人にとっては、エキシビションマッチ9打席目の初安打となった。9回にも左前打でマルチ安打とした。

 「前半戦はチームが苦しい中、力になれず悔しい思いをした。ただ、前半戦はもう終わったこと。この五輪期間中に何とかコンディションを上げて、後半戦で取り戻せるように頑張るだけ」

 前半戦は打率2割2厘、1本塁打、6打点と極度の不振に悩まされた。さらにキューバ代表で出場した東京五輪米大陸予選では左肩付近を負傷。再来日した6月以降は2軍での調整が長く続いただけに、1軍に合流した1日の練習では後半戦の巻き返しを誓っていた。

 工藤監督もデスパイネの復調に期待を寄せるものの、若手同様に「横一線」の見方は変えない。「状態が悪くて2軍にいたので、アピールは必要」と日本球界通算161本塁打を誇る実力者といえども、結果を求め続ける。「(初回の適時打に)一安心しているのか、これを続けなきゃと思っているのか」と継続性の大切さを強調していた。(石田泰隆)

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