五輪初銀メダルのバスケ女子、快挙の背景にコート外の献身 代表アシスタントコーチ明かす

西日本スポーツ 末継 智章

 東京五輪でバスケットボール女子日本代表が銀メダルを獲得し、日本バスケ界で男女通じて初めて五輪の表彰台に立った。エースの渡嘉敷来夢(ENEOS)を右膝の重傷で欠く中、参加12チーム中11番目の平均身長176センチの日本代表がなぜ躍進したのか。代表のアシスタントコーチを務めた東京医療保健大の恩塚亨監督(42)がその背景を語った。

 恩塚コーチは躍進の要因にはコート外での取り組みも大きかったと明かした。ENEOSの体育館で練習していた6月下旬。代表から離脱した渡嘉敷が訪れ、仲間たちに声をかけてアドバイスしていたという。

 1次リーグのナイジェリア戦で、林が7本の3点シュートを含む23得点を決めた。試合後、恩塚コーチに渡嘉敷から連絡が届いた。「『恩塚さんと(林が)頑張っているのを見たのでメッセージしました』と。来夢の優しさであり、すてきな感性。みんな来夢の分まで頑張ろうという思いはあった」と振り返る。

 恩塚コーチはスタッフの気配りにも感謝した。「選手が効率よく着替えられるように、マネジャーが(割り当てられていない)ロッカールームの空きを確認するなど、気を使っていた。トレーナーも朝早くから夜遅くまで選手をケアしていた」。まさにチーム一丸となって、日本中を驚かせる快挙を達成した。(末継智章)

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