自打球退場→戻ってまさかのHR「漫画の主人公?」柳田の一発にファンは驚きを通り越し笑うしか…

西日本スポーツ 森 淳

 ◆ソフトバンク3-0日本ハム(13日、ペイペイドーム)

 プロ野球の後半戦がスタート。初戦から話題をさらったのはソフトバンク柳田悠岐外野手(32)だった。

 初回1死一塁の第1打席で自打球が右膝付近を直撃。思わず「痛っ!!」と声が出て、その場に倒れ込んだ。自力では歩けず、平石、本多両コーチに両肩を支えられベンチ裏へ。まさか…。ただならぬ気配に凍り付く場内。小久保ヘッドコーチも心配そうに後を追い、工藤監督も表情を曇らせた。

 侍ジャパン悲願の金メダル獲得に貢献した、球界の主役の一人をいきなり欠くことになるのか。場内は騒然。だが、およそ3分後、柳田は何やら苦笑いを浮かべながらグラウンドに飛び出してきた。拍手で迎えられて戻った打席で、左翼ホームランテラスへ先制2ラン。実況も「何ということでしょう」「これぞ柳田」と絶叫した。

 五輪後の初打席で自打球退場→戻って逆方向にホームラン。ツイッターでファンは「漫画かなw」「漫画の主人公かなにかか?」と、驚きを通り越し、もはや笑うしかないといった様子だった。

 チームは零封リレーで、結局初回の23号が決勝弾。お立ち台に上がった柳田は「オリンピックでホームラン打てなかったんで、ストックがたまってました」と独特の言い回しで振り返り「もう野球できないと思ったんですけど、根性でやりました。痛いですけど、まあ大丈夫です」と続けた。本音には違いないが、どこかフフッとさせられる口ぶり。右膝の状態は気掛かりながら、やはり主役はこの男と思わせられる一幕だった。

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