ソフトバンク「ゼロ継続」へ盤石ローテ! マルティネスから石川、スチュワート、東浜、千賀、和田

西日本スポーツ

■きょうからロッテ3連戦

 球団新記録となる42イニング連続無失点を続けるソフトバンクが「最多勝ローテ」で3位から一気に“奪首”を狙う。17日の楽天戦が雨天中止となったことを受けて20日のロッテ戦(ペイペイドーム)から先発ローテを再編。最多勝経験者が4人も顔をそろえる盤石の陣容が実現した。20日はニック・マルティネス投手(31)が先発。チームトップの7勝を挙げる右腕は「ゼロ継続」に意気込んだ。

 ホークス投手陣が並べてきた42個のゼロを引き継ぐ形になっても、マルティネスは平常心を崩さなかった。19日の投手練習に参加した右腕はキャッチボールなどで調整。リラックスした表情で時折笑みも浮かんだ。

 「チームとしていい戦いができている。その流れに乗っていきたい。投げるときは常に全力でできることをやっているし、その情熱と気持ちに変わりはないよ」。前半戦の防御率は2・03、チームトップの7勝を挙げた右腕は普段通りの投球を誓った。

 プロ野球記録の52イニング連続無失点が視野に入る中、前半戦はかなわなかった盤石ローテが実現する。当初は17、18日の楽天戦にマルティネス、千賀の東京五輪「金銀コンビ」をぶつける予定だったが、17日は雨天中止となり、20日のロッテ戦にマルティネスが回った。

 「カード頭」にマルティネスを起用する意味は大きい。「彼自身が自分の投球をしてくれさえすれば、必ずいい投球になる」と話していたように工藤監督の信頼感は絶大。安定感抜群の右腕と18日の楽天戦で6回無失点の快投で復活したエース千賀を別カードに回せるメリットもある。

 さらに左肩コンディション不良で14日に出場選手登録を抹消された和田の状態も良好で復帰が濃厚。好材料しかない先発陣で再編されたローテは「ゼロ継続」を期待したくなるような布陣になった。21日は石川、22日は先発デビューを5回無安打無失点で飾ったスチュワートが中6日で先発する予定で、24日からの西武3連戦(メットライフドーム)は東浜、千賀、和田が続く見通し。6人のうち石川、東浜、千賀、和田の4人が最多勝経験者と、他球団がうらやむ陣容となる。

 ともに球団新記録となる4試合連続無失点、42イニング連続無失点を継続中の投手陣について、現役時代に通算24完封の工藤監督は「みなさん、あまりプレッシャーをかけないようにお願いします。いつかは点を取られますんで」と笑ってみせつつ、力強く言い切った。「一番大事なのはゼロで抑えること。それを先発もリリーフもできているのは『さあ頑張ろう』といういいモチベーションになる」。最高のスタートを切った勢いそのまま、王者がフルスロットルに入る。

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