西武・中村剛也 日本記録更新の満塁弾に隠れた「パ史上初」の珍記録

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆オリックス3-10西武(22日、京セラドーム大阪)

 これ以上ない先制パンチを放った。初回無死満塁。中村は舌なめずりして初球の甘いチェンジアップを打ち砕いた。山崎福から先制の10号グランドスラム。自身のプロ野球記録を更新する通算22本目の満塁本塁打で、負の流れを断ち切った。

 「3連打で満塁だったので、何でもいいので前に飛ばそうと思った。(感触は)良かった。昨日(21日)、僕がチャンスで打てなかったので、打てて良かった」

 21日のカード2戦目での零封負けで、自力Vの可能性が消滅。それでも初回から外崎、源田、森が快音を連ね、4番が左翼席に運んだ。中村の「初回4番打者の満塁本塁打」は2009年4月30日のソフトバンク戦以来2度目。パ・リーグでは初の「おかわり」だ。

 2年ぶり13度目のシーズン2桁本塁打に到達すると、3回は左前打、4回には左翼線を破る適時二塁打。3打席でサイクル安打に王手をかけたが、6回は一飛。「そればっかりはどうしようもないので。頭の中にあったぐらい。あまり気にしていない」。7回の守備から平沼と交代した。

 球史に名を刻む「満塁男」に引っ張られ、今季最多タイの15安打で10点を奪って首位に快勝。引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。24日からは本拠地メットライフドームでソフトバンク、日本ハムとの6連戦。「もっと勝てるように頑張ります」。4番のバットで勝利もおかわりする。(小畑大悟)

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