守備とセットプレーはJ1で通用も…福岡が次のステップに進むための課題とは

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第25節 名古屋1-0福岡(22日、豊田スタジアム)

 J1アビスパ福岡が名古屋に0-1で敗れた。後半4分に失点し、名古屋の堅い守備を崩せなかった。福岡は3試合ぶりの黒星で勝ち点33で10位のままだった。

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 アビスパに三たびの劇的ゴールは生まれなかった。1点のビハインドで迎えた、6分が目安の後半ロスタイム。9日の広島戦は同点弾、15日のC大阪戦では決勝点が生まれた時間帯に最後のチャンスを求めたが、名古屋の堅い守りを前にクロスボールを上げられなかった。「最後まで相手の陣形を崩せなかった」。3試合ぶりの黒星に主将の前は肩を落とした。

 福岡は188センチのファンマら身長の高い選手が多い利点を生かし、セットプレーやサイドからのクロスボールで得点するのが攻撃パターン。しかし、出足が鋭い名古屋の守備にクロスボールの出し手をつぶされると攻め手を欠いた。前は「サイドだけでなく、真ん中に(相手にとって)危険なパスを入れる回数が少なかった」と反省。後半4分に名古屋FWシュビルツォクの個人技で先制された1点が最後まで重くのしかかった。

 川崎、横浜M、鳥栖の上位3チームは人もボールも動く組織的なパスサッカーで得点と勝ち点を積み上げている。粘り強い守りとセットプレーがJ1で通用している福岡にとって、パスをつないで堅い守りを崩す攻撃の構築が次のステップへ進むための課題だ。「ほんの少しのところ。パスや(試合中に)走るコースを(味方同士で)合わせることで大きく変わっていく」と長谷部監督。中2日で迎える今季無敗の川崎戦までに連係を高めていく。(末継智章)

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