逆転V狙うソフトバンクに暗雲…左手首違和感のモイネロ復帰白紙、ブルペン入りめど立たず

西日本スポーツ

 左手首の違和感で戦列を離れているソフトバンクのリバン・モイネロ投手(25)の復帰の見通しが立っていないことが23日、分かった。現在はリハビリ組でキャッチボールを再開しているが、ブルペン入りの時期は未定のまま。絶対的なセットアッパーの不在が長引けば、逆転でのリーグ連覇を狙うチームにとって大きな痛手となる。

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 22日のロッテ戦(ペイペイドーム)に競り勝ち、首位オリックスに4・5ゲーム差に接近した中、24日からのビジター6連戦に臨むホークスに暗雲が垂れこめた。当初は工藤監督が「そんなに長くかかるとは思っていない」と説明するなど軽症とみられていたモイネロの復帰が大きくずれ込みそうだ。

 東京五輪米大陸予選のため5月下旬から一時チームを離れていたモイネロは7月上旬に1軍合流。前半戦は23試合に登板し、1勝7ホールド5セーブ、防御率0・39で、例年と変わらず抜群の安定感を誇っていた。東京五輪による中断期間中に開催されたエキシビションマッチにも2試合に登板したが、左手首の違和感を訴えて8月10日にリハビリ組へ合流した。

 ノースロー期間を経て、21日には筑後のファーム施設で20メートルほどのキャッチボールを行ったが、次のステップであるブルペン投球のめどは立っていない。患部の痛みがまだ残っているようで、工藤監督も「当初よりはちょっと遅れる。どうしても本人が気になる部分があるみたい。これでいけるとなるまで待ちますよ」と口にしていた。

 リリーフ陣については、5月末に左肘を手術した守護神の森が21日のウエスタン・阪神戦(タマスタ筑後)で約4カ月ぶりに実戦復帰して1回無失点。月末には連投テストを経て、状態次第で1軍に復帰する見込みだ。反攻への光が差し込んできた中だっただけに、ショックは大きい。

 右手薬指の骨折などのためリハビリ組で調整しているグラシアルも、現在はティー打撃やキャッチボールを行っているが、フリー打撃の再開は未定。患部をギプスで約3週間固定した影響で中指と薬指の動きがスムーズでなく、慎重にリハビリを進めている段階だ。投打でチームの屋台骨を支えてきたキューバコンビの不在は、逆転でのリーグ連覇に向けたホークスの戦いに大きく影響しそうだ。

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