無敗川崎止めたJ1福岡「誰もが負けると思っていたと思う」長谷部監督が語る勝因

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆明治安田生命J1第26節 福岡1-0川崎F(25日、ベスト電器スタジアム)

 アビスパ、今季無敗の川崎から大金星! アビスパ福岡がホームで川崎を1-0で破り、首位の相手に今季初黒星をつけた。後半にジョルディ・クルークス(27)が鮮やかな決勝ゴール。アビスパは勝ち点を36に伸ばした。サガン鳥栖は2位横浜Mに0-4で完敗。大分トリニータは神戸に1-3で逆転負けし、最下位に転落した。

 大金星弾にスタンドに集まった観客も酔いしれた。ここまで公式戦無敗だった王者川崎に土をつけたクルークスの左足のシュートはゴール左上に吸い込まれた。

 後半21分、杉本のシュートが相手に当たりボールはクルークスの足元に。ディフェンスをかわし、右サイドの敵陣深くからC大阪戦の決勝弾を再現するかのようなシュートでネットを揺らした。ベンチから飛び出してきた選手たちと喜びを爆発させたクルークス。「前よりもより美しいゴールができた。大切な試合で決めることができてよかった」と振り返った。

 この試合まで失点数リーグ最少、得点数も最多タイを誇っていた川崎は今季、リーグ戦25試合に加え、天皇杯、ACLなどでも35試合にわたって黒星がなかった。長谷部監督は「果たして(ボールを)奪えるのだろうか、奪いどころがあれば教えてほしい」と話していたが、「皆さんの期待している土をつけるところはチャレンジしたい」と眼光を光らせていた。

 名古屋戦から中2日で臨んだ試合は前節から先発9人を入れ替えた。出場機会の少ない選手中心のチームは90分間通して積極的なプレスとゴール前の人数をかけての守備で何度も相手のチャンスを防いだ。「前半粘り強く守ることで、後半の流れに持って来られた。攻守にわたって自分たちのスタイルが前面に出せた」と長谷部監督は選手たちを褒めたたえる。

 川崎が昨季から続けていたリーグ戦連続無敗記録も30試合で止めた。長谷部監督も「誰もが負けると思っていたと思う。(この勝利は)今シーズンの最後までつながっていく」と充実感をにじませた。J1で歴史に名を刻み、残留にまた一歩前進した。(鬼塚淳乃介)

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