二刀流が8失点の借りをバットで ソフト上野由岐子が挙げた思い出のシーン

西日本スポーツ 末継 智章

 東京五輪のソフトボールで金メダル獲得に貢献した上野由岐子(ビックカメラ高崎)=福岡市出身=ら日本代表が本紙の単独取材に応じ、日本中を感動させた激闘を振り返った。2008年北京五輪で初優勝した際のブームが一過性に終わった苦い経験を踏まえ、9月4日に再開される日本リーグ女子に競技の魅力を伝える使命感を胸に臨む。(末継智章)

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 上野と藤田倭(ビックカメラ高崎)=長崎県佐世保市出身=は印象に残った場面として、上野の誕生日だった7月22日のメキシコ戦で藤田が放った先制本塁打を挙げた。

 同9日の練習試合で対戦した際、先発した藤田は8失点を喫した。「相手は『日本になら勝てる』という雰囲気で、試合前から勢いづいていた。絶対に先制点がほしかったので、1打席目は思い切って狙った」と沈む変化球を捉えた。

 憧れの上野と五輪で戦い「上野さんが投げるときに何とかしたいという思いが強かった。試合後に『倭が打ってくれて良かった』と声をかけてくれたのがうれしかった」と感謝する。上野も「倭が意気込んでいたのを知っていた。誕生日に打ってくれてうれしかった」と振り返った。

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