「純粋に野球楽しもう」牧原大 故障から復帰後8戦連続安打、絶好調のワケ

西日本スポーツ 倉成 孝史

 ◆ソフトバンク5-2楽天(2日、ペイペイドーム)

 初球を迷わず振り抜いた。初回。ソフトバンク1番の牧原大が則本昂の151キロ直球を完璧に捉えた。打球は右中間席に着弾。2019年7月26日のオリックス戦(ヤフオクドーム。現ペイペイドーム)以来自身2度目の初回先頭打者弾で先制点を奪った。

 「ファーストスイングを強く振っていこうと思った」。持ち前の積極性はチームの雰囲気も変えた。8月31日の楽天戦で逆転負け。引き分けを挟み4連敗中で迎えた9月初戦だった。いきなりの一発でベンチを鼓舞すると、相手ミスも絡み幸先よく2得点。エース千賀を投入した一戦で、大きな先制パンチとなった。

 左大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷から8月24日に復帰後、8試合連続安打と絶好調だ。故障によるリハビリ期間を経て「結果を求めすぎず純粋に野球を楽しもう」という心境の変化が、好調の要因だと自己分析する。2点リードの5回1死でも、則本昂のカーブを捉え左前打を放った。

 この一打を口火に中村晃が右前打で続くと、柳田が右翼テラス席へリーグ単独トップとなる14試合ぶりの24号3ラン。切り込み隊長と主砲の活躍でチームは連敗を4で止め、勝率も5割に復帰した。3日からは本拠地で首位オリックスとの3連戦だ。「何よりも初戦が大事」。6試合ぶりの白星で、工藤監督の目にも力強さが戻った。(倉成孝史)

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