西武本拠地、試合終盤の光景に…西武栗山の思いがこもった一言

西日本スポーツ 松田 達也

【メモ帳から】

 西武の栗山巧外野手(38)が史上54人目の通算2000安打を達成した。西武の生え抜きでは初めて。区切りのプロ20年目での到達となった。

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 西武の本拠地メットライフドームを訪れるファンの多くは、試合後の終電の時間を気にせずにはいられない。終盤に点差が開くと、試合途中で球場を離れる行列ができる。その光景を分かっていた栗山の思いのこもった一言が印象的だった。

 2018年4月20日のロッテ戦。8回に代打で勝ち越し打を放った栗山は、お立ち台で笑顔とともに「途中で帰らないでください!」と呼びかけた。同年は強打の「獅子脅し打線」が相次ぐ逆転勝利を演出。リーダーの“有言実行”が呼び込んだかのように10年ぶりのリーグ優勝を手にした。

 毎年のようにFA移籍などでチームを離れる同僚の背中を見送ってきた。戦力ダウンが懸念される年の春季キャンプでは、黙々と打ち込む栗山の後ろ姿を見て、刺激を受けた後輩が居残りで打ち続ける光景が定番だった。苦楽の歴史をしょい込んだ背中には、輝かしい背番号1がよく似合う。(松田達也)

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