12球団スカウト25人集結「1位で消える」と絶賛の声 西日本工大の左腕・隅田が7回13K快投

西日本スポーツ

 九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会(西日本新聞社など後援)は4日、大分市の別大興産スタジアムで開幕し2試合が行われた。10月11日のドラフト会議で1位候補として注目される西日本工大の隅田知一郎(4年・波佐見)が上々のスタート。長崎国際大戦に先発し、7回を投げ2安打無失点、13奪三振の好投で詰め掛けた12球団25人のスカウトの目をくぎ付けにした。試合は延長10回タイブレークの末に6-9で長崎国際大に敗れた。日本文理大は2-1で久留米工大を下した。

 大学最後となるシーズンの開幕戦で隅田が前評判通りの快投を披露した。長崎国際大戦で先発し7回2安打無失点、13奪三振。「結果には満足していないけど、最低限の投球はできたかな」と控えめに振り返った。

 この日最速148キロをマークした直球にツーシーム、スプリット、チェンジアップなどの変化球を駆使した投球に相手打者は全くタイミングが取れない。初回1死から5者連続三振など6回以外は全て三振を奪った。「狙ったわけじゃないけど納得いく球を投げようと思った」と振り返った。

 7回まで投げ終えた時に武田監督から交代の打診を受けたが、続投を志願。ところが8回の投球練習で左ふくらはぎがつり急きょ交代となってしまった。それでも今年6月の全日本大学野球選手権以来、公式戦から遠ざかっていたブランクを感じさせない投球に武田監督は「言うことなしだった」とエースをほめた。

 ネット裏のスカウトも隅田の投球を絶賛。福岡ソフトバンクの岩井スカウトは「何がいいというのではなく、とにかく全体的にいい。左投手として体格もちょうどいいし、バランスもいい」と魅力を挙げる。阪神の前田スカウトは「順調に成長していますね。変化球の制球が良くリードする捕手に楽しいと思わせる投手。1位で消える素材と思う」と高く評価した。

 隅田は「ソフトバンクの和田さんのように長く活躍できる投手になりたい」とプロ入りだけでなく、その先の目標も見据える。プロ注目の左腕は「ドラフト1位」を狙ってさらに猛アピールしていく。(前田泰子)

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