プロ注目の高校同級生に「追いつき、追い越せ」福岡大の仲田は仲間とともに最後のアピール

西日本スポーツ 前田 泰子

 九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は13日に福岡県春日市の春日公園野球場で開幕する。6月の全日本大学選手権4強で3季連続リーグ優勝を狙う福岡大は、仲田慶介(4年・福岡大大濠)らプロ志望届提出選手が10月11日のドラフト会議に向けて最後のアピールをする。優勝チームは明治神宮大会出場を懸けた九州大学選手権(10月30、31日、北九州市民球場)へ進出する。

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 大学入学時からその信念は揺らいだことがない。「プロに行きたい」。仲田は同じ野手の井上絢登(4年・久留米商)、瀬井裕紀(同・西日本短大付)とともに受付初日の1日にプロ志望届を提出した。

 50メートル6秒1の俊足と遠投120メートルの強肩、さらに大学入学後に左打ちから両打ちに転向した打撃が売りだ。1年春からリーグ戦に出場し、今春はリーグ戦、全日本大学選手権と1番を任された。全日本では準決勝以外は毎試合安打を放ってチーム初の4強入りに貢献したが「自分の力はまだまだと感じました」と向上心をさらに高めた。

 8月はコロナ禍で全体練習ができず、早朝から午前0時すぎまでバッティングセンターやトレーニングジム、野球部のグラウンドなどを転々としながら一人で最後のシーズンに備えた。紅白戦もできなかったため、リーグ戦が6月12日の全日本大学選手権準決勝、福井工大戦以来の実戦となる。「試合に出ながら勘を取り戻すしかない」とラストシーズンにかける。

 福岡大大濠高時代のチームメートの三浦銀二(法大)、古賀悠斗(中大)もドラフト候補として名前が挙がる。高校時代から「追い付き、追い越したい」と目標にしてきた2人と並ぶためにも、最後の猛アピールをしていく。(前田泰子)

 ◆仲田慶介(なかた・けいすけ)1999年7月25日生まれ。福岡市出身。小田部小1年の時「福岡ボンバーズ」で野球を始める。原北中時代は軟式の「白龍ベースボールクラブ」で内野手。福岡大大濠高では2年春からベンチ入りし、3年春から外野手。3年春の選抜大会8強で夏は福岡大会準優勝。今年の春季リーグでベストナインを獲得。175センチ、78キロ。右投げ両打ち。

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