「次はないと思ってこの試合に」西武今井2年ぶり完封、初の2桁13奪三振で自己最多タイ7勝目

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武7-0オリックス(11日、メットライフドーム)

 西武の今井が崖っぷちからはい上がった。9回2死満塁。最後までマウンドに立ち続け、27個目のアウトを見届けると、何度もグラブをたたいた。自身2年ぶりの今季チーム初完封。自身初の2桁となる13三振を奪い、自己最多タイの7勝目を飾った。

 「後半戦が始まってからふがいない投球がずっと続いていた。本当に次はないと思ってこの試合にかけていた。完封勝利は先発投手にとっての醍醐味だからうれしい」

 前回、前々回といずれも7失点でKOを食らった。もう後はない。前半戦使っていたグローブに戻し、ズボンの裾も絞ったすっきりしたタイプに変えた。「途中でバテていいので初回から全力で」。決死の覚悟で飛ばしていくと、徐々にペースをつかんでいった。

 6回まで無安打投球。7回先頭の杉本に初安打を許し、「悔しかった。でも踏ん張ってガタガタいかずにゼロでいけたのが良かった」。7回を投げ終え、西口投手コーチに「最後まで投げさせてください」と懇願した。

 先発陣が軒並み崩れていた中で、一人で9個のゼロを刻んだ。次回登板は敵地でのオリックス戦の見込み。「来週もまたオリックス。攻め方も変わってくると思う。次もいい投球ができるように練習していきたい」。プロ5年目で最多となる魂の142球で今井がよみがえった。(小畑大悟)

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