全国4強福岡大のエース「ぶっつけ本番」開幕で貫禄投 九州六大学野球

西日本スポーツ

 九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は13日、福岡県春日市の春日公園野球場で開幕し3試合が行われた。6月の全日本大学野球選手権で初の4強入りを果たした福岡大は2-0で九州大を破り白星スタート。エース村上幸人(3年・九産大九州)が先発し8回を無失点に抑えて今季1勝目で昨秋からのリーグ戦の連勝を8に伸ばした。

 全国4強に導いたエースが秋の開幕戦もその力を見せつけた。相手打線を8回まで散発2安打に抑え無失点。無四球の抜群の安定感だった。昨秋の九国大戦からリーグ戦自身8連勝となり「久しぶりの試合で難しかったけど、それにしてはまあまあいい感じで投げられた」と合格点をつけた。

 チームは全日本大学選手権で初の4強入りを果たした。村上は、延長10回のタイブレークで勝利した準々決勝を含めて2試合で完投して貢献した。全国での経験を生かし、秋へさらにレベルアップをするはずだったが、コロナ禍で8月4日から全体練習が休止。村上はその期間、トレーニングジムに通い筋力強化に励んだ。

 オープン戦は7月31日の東亜大戦の1試合だけ。練習は8月24日に再開されたものの、ベンチ入りメンバーを2班に分けて少人数で練習したため、紅白戦もできないまま「ぶっつけ本番」の開幕戦だった。「試合の緊張感を思い出しながら投げました」と手探りの88球。堀監督は「最後は体力もなくなっていた。試合をこなしながら調子を上げてほしい」と大黒柱のエースに期待する。

 全国の強豪と戦い、頂点に近づいた経験でさらに上のレベルを目指すようになった。「全国で圧倒的な投球をするにはまだ力が足りない」。課題はストレートの球速。「150キロを出せるようになりたい」と目標を掲げた。発展途上のエース。再び全国のマウンドに躍動するために、リーグ戦の連勝をまだまだ伸ばしていく。(前田泰子)

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