千賀、中5日ぶっ続け 14日にまず首位ロッテ戦先発

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が終盤戦の「フル回転プラン」に挑む覚悟を示した。先発する14日のロッテ戦(ペイペイドーム)に向けて必勝を誓うエースは、前回登板に続いて中5日でマウンドへ。今後の戦いをにらみながら、引き続き中5日で回り続ける可能性が浮上している。まずは首位たたきの先導役を務める右腕が、後半戦4戦4勝の安定感を発揮して大逆転Vへの道を切り開く。

 首位と今季最大の6・5ゲーム差。ロッテを迎え撃つペイペイドームで13日に行われた投手練習に参加した千賀は強い口調で言い切った。「絶対勝つ。(他には)何も考えていない。絶対勝つ。それだけです」。2014、15年以来のリーグ連覇に向け、正念場を迎えていることを重々、理解している。

 引き分けを挟み4連勝と勢いに乗るロッテだが、その流れを断ち切る決意を口にする。「カードごとで勢いとかは変わる。自分がやれることを全力でやる」。後半戦は4戦4勝、防御率0・67と圧巻の投球を続けている右腕が今季、唯一土をつけられた相手に雪辱を果たす舞台にもなる。

 左足首靱帯(じんたい)損傷からの復帰戦だった7月6日のロッテ戦は2回2/3で自己ワーストの10失点。森山投手コーチは「前回はあの状態で投げさせた僕らに責任がある。今は心技体バッチリでビシャッといってくれる」と太鼓判を押した。

 今回の登板も7回を91球で無失点に抑えた前回9月8日西武戦(メットライフドーム)に続き、中5日での登板になる。「140球とか放っているわけではないので」と問題なしを強調する右腕は、逆転Vに向け状況次第で今後も中5日で回り続ける可能性がある。

 チームは残り32試合。上り調子の右腕が中5日で回れば7度は登板できる。さらに、中5日で20日楽天戦→26日日本ハム戦に投げれば、10月に2週続けて週末に予定されているオリックス戦、その後のロッテ戦と上位相手にエースをぶつけることができる。

 前半戦で1勝にとどまった右腕は「チームが勝つようにそれだけを思って投げたい」とチームへの献身を誓う。奇跡を起こすため、一肌脱ぐ覚悟はできている。(鎌田真一郎)

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