嘉弥真、復活への3人斬り 後半戦まさかの防御率15・43から2軍で再起

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神1-5ソフトバンク(15日、甲子園)

 腰の張りで出場選手登録を抹消されたソフトバンク・嘉弥真新也投手(31)が15日、2軍降格後初の実戦登板を果たした。ウエスタン阪神戦(甲子園)で8回に登板し、左打者3人を14球で三者凡退。復調ぶりを大アピールした。

 1軍では51試合登板で1勝16ホールド。それでも今季を含め5年連続50試合以上登板を果たした“勤続疲労”が出たのか「腰の張りが取れなかった」。投球フォームのバランスが崩れた後半戦9試合で防御率15・43。3日の降格後、治療と走り込みに専念したという。

 先月31日以来のマウンドは「力まないこと。抑えたいと思ったら、どうしても力が入ってしまうので」。荒木の二ゴロ、板山の右飛は、いずれも128キロのスライダー。怪物ルーキー佐藤輝にはこの日最速の141キロのストレートで空振りを奪ってカウントを整え、最後は外角へ逃げる130キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。「さすがに安定している。あとはスピードがもう少し上がってくればいい」と藤本2軍監督も及第点だ。

 「フォームがしっかり合ってくれば、徐々にスピードも出ると思う。もうちょっと真っすぐに力が出れば、良くなってくる」と復調への手応えをつかんだ嘉弥真の好投に加え、3年目外野手・水谷が2試合連続弾、アルバレスも先制3ランを含む3安打の活躍。阪神2軍の連勝を「18」で止めて、ウエスタンの首位に返り咲いた藤本2軍監督は「18連勝なんてさすがにやり過ぎ。そりゃ、いつか止まりますよ」。育成と調整のバランスを取りながらも、3年連続のウエスタン制覇へ、着実に歩を進めている。(喜瀬雅則)

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