やっぱり頼れる西武栗山 2000安打セレモニーで見えた「気遣い」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武3-3日本ハム(15日、メットライフドーム)

 今季初のサヨナラ勝ちとはいかなかった。同点の9回2死一、二塁。中村が力のない二ゴロに倒れ、ドローに終わった。辻監督は「きょうぐらいサヨナラのチャンスがあるのかなと思ったけど。でも、よく追いついてくれた」と振り返った。

 8月29日の対戦で完封を食らったルーキーの伊藤を相手に、序盤は先行を許した。苦しい展開でも頼りになるのは栗山だ。5回に1点差に迫る中犠飛。8回無死二塁からは右前へ同点適時打を放った。試合前に通算2000安打達成を表彰され、名球会ブレザーに袖を通したベテランは「何とか一本ほしいと。何とかしたいな、という一振りだった」とうなずいた。

 「緊張した。ふわふわした気分であまり覚えていない」と、ゲームとは違う緊張感を味わった表彰式が終わると、ホームベース付近からブレザー姿のまま小走りでベンチに戻った。「試合前の貴重な時間だから」と周囲に気を使う栗山らしさが垣間見えた。

 栗山が2打点に中村も1打点と、ベテラン2人で何とか引き分けに持ち込んだ。3連勝の上昇ムードをつなぎ、さらに連勝を伸ばす構えだ。(小畑大悟)

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