福岡は残り10試合をACL出場、優勝争いへの第一歩に 途中加入の「チームの心臓部」が鍵 評論家の視点

西日本スポーツ

 J1の九州3クラブは17日のサガン鳥栖と大分トリニータの九州ダービーから残り10試合の戦いに入る。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ出場圏内の3位につける鳥栖はホーム大分戦後、アウェーで福岡とダービーが続く。J1に踏みとどまりたい19位大分、8位福岡はさらなる上位進出を狙う。西日本スポーツ評論家の中払大介氏が3クラブのここまでの戦いを振り返り、最終盤のキーマンを挙げた。

【アビスパ福岡編】

 福岡は残留への一つの目安となっている勝ち点40を早々にクリアし、よほどのアクシデントがない限り、降格は免れるだろう。だが、この10試合を漫然と戦うようでは来季につながらない。目標の10位以内、さらに5位以内を見据える戦いができれば来季以降、J1でACL出場や優勝争いができるクラブに成長できるのではないか。

 5連敗と失速していたチームに再び活力を与えたのは7月に湘南から獲得した中村だった。昨季までJ2でプレーし、J1は移籍前まで11試合出場の選手が長谷部サッカーの心臓部であるボランチのレギュラーとして定着するのだから、現場とフロントが同じ理念を持ち、一体となって戦っているのが良くわかる。

 2006、11、16年は何の手応えもなく1年でJ2に逆戻りした感があるが、今季は選手獲得においてもJ1の「基準」がはっきり分かったはずだ。中村でも来季の定位置が確約されたわけでもない。残り10試合、中村が存在感を示すことがチームの上位進出、さらには本人にとっても大切になってくるだろう。

    ◇    ◇ 

 福岡の中村はオンライン会見で古巣湘南との一戦に闘志を燃やした。3連勝と波に乗るチームで中村のパスが起点となる場面が目立つ。「自分に求められるのはセカンドボールをとって前線に配球すること。チームに少しずつ慣れてきているのかな」と充実感をにじませた。7月に湘南から加入したMFは「いてくれたほうが良かったと言わせたい」と勝利へ意気込んだ。

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