渡辺優美ジカまくりV 西スポ杯 【びわこ】

西日本スポーツ 深堀 慎一郎

 びわこボートの第5回西日本スポーツ杯は最終日の16日、12Rで優勝戦を争い、渡辺優美(28)=福岡=が枠なり2コースからまくり先制に成功。今年3回目、通算7回目のVを挙げた。2着は5号艇の沢田昭宏、3着は1号艇の繁野谷圭介で、3連単は2万円超の高配当だった。渡辺は男女混合戦は初めてのV。

ヒロイン

 人一倍の意欲をそのまま結果につなげた。西スポ発行エリアの九州勢で唯一の優出だった渡辺優美が、2コースジカまくりという力業で、Vをつかんだ。「西スポ杯を取りたい気持ちは、西スポを読むのが大好きな私が一番だと思っていたので、ものすごくうれしい」。びわこの西スポ杯で初めての九州勢の優勝。大きな仕事をやってのけた。

 S特訓、S展示とも進入は2対4。3カド井上を食い止める必要がある隊形だったが、心は全く乱れなかった。「伸び返せると思っていたし、足が良かったおかげで余裕が持てた」。差しがセオリーの2コースでも、「まくる展開も想定していた」と戦法の構えも柔軟で、仕上げた機力をフルに生かし切る態勢は万全。イン繁野谷より伸びると、一直線に1Mを先取る選択に迷いはなかった。

 レース後、打ち明けたのは、まくっての1着が久々だということ。「1年ぐらいないはず」。確かに昨年10月が最後。そんな1年ぶりの奥の手が優勝戦で出るとは…。その結果が混合戦初Vで、イン以外のVも初めて。「“初”と付くものは何でもうれしい。一つ階段を上りましたね」。恐れ入る勝負強さだ。

 次節は若手の晴れ舞台の徳山ヤングダービー(21日~)。「優出すればオーシャンカップ出場の可能性があることも頭に入っている。験担ぎやら何やら、やれることは全部やって臨みます」。まだ見ぬSGの舞台に続く道。また新たな“初”へと挑む。 (深堀慎一郎)

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